「いただきます」食の楽校
主催:「いただきます」食の楽校連盟
代表メッセージ
岡志寿子
「まず、食からはじめてみよう」
人生100年、ロールモデルのない時代に
ひと昔、日本は経済成長を遂げて、生活はとても豊かになりました。
学校へ行き、就職して、結婚して、子育てして、余暇を楽しみ、家族とつながり安心して生涯を暮らす。
今はどうだろう。
人生は80年から100年へ。
健康寿命と平均寿命との間は約10年。
生活習慣病は国民病です。
生涯未婚率は高まり、さらに少子高齢化は進む一方で、単独世帯は最多で約4割。
孤独は社会問題となっています。
賃金は30年停滞し続け、格差は広がり、貧困は身近に広がっています。
AIにより様々な職業が真価を問われています。
生きるためのサービス、からだや心のケアも、お金で買うご時世です。
「どうやって、生きていく?」
お一人さまの私は、不安だらけです(泣)。
でも「人生100年、幸せに生きたい」という希望は、あります。
その願いの実現のために「いただきます」食の楽校は、生まれました。
学ぶことの楽しさ、それを誰かに役立てる喜び
身体、精神、社会的に、健康で幸せに生きていくには、何から始めればいいでしょうか。
一つは、学びを楽しみ続けること。
大人の学びは、すでに知っていると思っていることに新たな気付きを発見し、思考、行動に変化をもたらしてくれます。
そして、その学びを誰かに生かすこと。
人は、一人では生きていけません。
私たちがコミュニティに属さず生活するようになったのは、先の経済的成長以降。
物理的な距離でつながる「地域コミュニティ」はもちろん重要です。
さらに、地域という括りだけでなく、同じ関心やテーマでつながるテーマ型コミュニティもまた、多様性を認め合う社会で、必要とされています。
楽校は、食をテーマに、学び、つながる「場」。
学び、対話し、時に集って一つ食卓を囲む。
今日がどんな日でも、一緒に「いただきます」と食卓を囲む仲間がいて、
美味しいねと味わえたら、それはきっと幸せ。
まずは食から、日常に小さな革命を起こし、元気で幸せな物語を紡いでいきましょう。
理念
人生100歳時代に、 地域、年代など様々な大人が、身近な「食」を通して学び合い、自らの価値観を再構築し、コンパッションある未来を共創する。
アドミッションポリシー
- 楽校での学びを、生活で楽しみ、生きた知識にしていく意欲のある人
- 得た知識、経験を、自分、そして他者の学びに役立てることを楽しめる人
- 先生、楽友、多様な人と学び合い、つながることを楽しめる人
- 自分と他者、社会、文化の成り立ちにも関心を持ち、考え、行動することを楽しめる人
ディプロマポリシー
- 「健康に生きるための食生活」を学び、健康な食生活の知識を養い、主体的に実践できる
- 「日本の食文化」を学び、生活での楽しみ方を身につけ、文化の継承と創造に貢献できる
- 「持続可能な食」を学び、サスティナブルな社会に向けて行動することができる
組織概要
主催 |
「いただきます」食の楽校連盟*
運営法人:特定非営利活動法人ソーシャルエデュケーション協会
*「いただきます」食の楽校は、理念に賛同し、食をテーマに学びでコミュニティづくりを推進する料理教室や食育の先生たちの連盟組織で運営しています。 |
設立 |
2012年11月6日 *NPOソーシャルエデュケーション協会 |
所在地 |
〒164-0003東京都中野区東中野一丁目57ー9ー401 |
お問い合わせ |
info@itadakimasu-school.com |
代表理事 |
岡志寿子
(NPOソーシャルデュケーション協会 代表理事/資格・講座開発運営・教育事業コンサルタント/社会教育主事免許取得) |
理事 |
岩崎佳奈 (管理栄養士/分子栄養学認定カウンセラー)
清水絵理(料理スタジオ キッチンエリマキトカゲ主宰/老年学修士)
高橋思歩(一般社団法人 ベジモア食育協会代表理事/防災クッキング連盟)
土屋恵子(四季の食養生教室 coco kitchen主宰/玄米食育連盟 理事) |
監事 |
田中亜希子(NPOソーシャルエデュケーション協会 監事) |
食育、料理教室の先生、食文化継承、食を伝える活動などに携わる方で、楽校で授業プログラムを提供してみたいとお考えの方は、事務局までどうぞご連絡ください。